★香料で具合が悪くなります(特に柔軟剤の香料)
特に雨の日は酷いです。理由:空気中に水蒸気が多くなると、 においの分子がたまりやすくなるため、 湿度が低いときには感じないにおいも湿度が上がると感じやすくなるからです。また、湿度が上がる雨上がりに草木や花々の香りを強く感じるのもこのためと言われています。
★具体的な症状:のどの痛み、吐き気、息苦しさ、気持ち悪さ、咳等
★普段の生活の中で対策していることをご紹介します。
残念ながら、根本的な解決策や治療法はありません。
- 例1.電車に乗る時:人の柔軟剤の臭いや香水の臭いで具合が悪くなる。
- 対策:車両移動する。臭いがキツイ人から離れる満員電車で移動できない時は、次の駅に着いたら、一旦ホームに出て隣の車両に乗る。窓が開けられそうなら窓を10㎝ほど開ける。
- 例2.職場の人:柔軟剤や香水や制汗剤の臭いで具合が悪くなる。職場の玄関のドア開けた瞬間に臭う。残り香があり数時間経っても消えないので、その人がいることが直ぐわかる。
- 対策:まずは窓を開け換気をした。ただし、本人がいる限り、着ている服に吸着しているため、動くたびに空気中に拡散される。また、壁やエアコン等に吸着しているので、窓開けるくらいの換気をしてもすぐには消えない。本人に自覚はないので、職場の周りの人の意見も聞いて、自分だけが困っているわけでないこと等、直接本人に事情を話して、香料を控えてほしいとやんわりと言った。
- 例3.職場のトイレの芳香剤:以前サワデーを使っていて、トイレに行くたびに気持ち悪くなっていた。
- 対策:職場の人に事情を話して、無香料のゲルタイプに変更してもらった。
- 例4.マンションの隣や上下階の人の柔軟剤の臭いで具合が悪くなる。
- 対策:極力、窓を開けない。最悪引っ越しも考える。
- 例5.散歩や外を歩いていて、10m以上先の人の柔軟剤の臭いがして具合が悪くなる。また、洗濯物が干してあり柔軟剤の臭いがしてくる、排水溝から柔軟剤の臭いがしてくると具合が悪くなる。
- 対策:極力近づかないようにする。駆け足で発生源から遠ざかる。
★対処法:基本的にその場から離れるしかありません。その場から離れると症状は収まります。
○有機溶剤用防毒マスクについて:(息苦しさがあり、一日中ずっとはつけられないためかなり難易度は高い。また、見た目的にも街や、公共交通機関での使用は目立つので難しい)
○活性炭マスク:使い捨て簡易的なタイプであるが、活性炭の脱臭吸着効果あり(一般の不織布マスクと同様、顔に隙間があるため、全ての有害物を吸着できるわけではない)
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